中国プラントベースミートを購入して試食してみた

――香港植物代替肉会社VS伝統素食企業の新製品

豚のインフルエンザが爆発して以来、豚肉の値段が通常価格の2倍以上に上がり、「1キロ100元以上の豚肉なんてとんでもない話だよ」と耳にタコができるくらい、毎日母の文句を聞いてきた。
それを機に、ベジタリアンではない私もプラントベースの肉を試してみたく思ったのである。

人工肉の話題が出てから、昔の大手素食企業を含め、中国市場ではSTARFIELD、珍肉など複数のスタートアップ企業の植物代替肉製品が世に出てきた。
本当に肉の代わりになるのだろうか、と思いながらネットで注文してみた。すぐ手に入るものは香港の人気代替肉企業Green CommonのOmniporkと素食大手の斉善食品の新製品の二つだ。

価格からみると、どれも値上がりした豚肉より高い。 230グラムのOmniporkは32元で、送料もプラス20元かかってしまう。斉善食品の方は240gで66元とOmniporkの倍ぐらいする上に、送料無料と書枯れていたが、支払いの時にいきなり18元追加され、店員に確認したところ、冷凍食品は送料別との回答があり、試しに買うなら納得できますが、日常で買うものとしては高いと感じてしまう。ちなみに似たような豚ひき肉の値段はネットでは100g6.6元で売られていた。

人気度からみると、本物の豚肉より健康で、ダイエットする人にはやさしい植物代替肉であるとアピールしているOmniporkは香港のレストランで人気を博して、昨年の11月25日にアリババECサイトのTMALLでも販売し始めた。

斉善食品は20年以上の素食食材生産経験を持っており、多様な植物タンパク質があり、プラントベースの肉を作り初めた頃も中国国内で注目されていた。

外見から見るとOmniporkの色とねばねばした感じはひき肉に近くて、お米やシイタケも入っていて、ごま油で調味した生肉のにおいがした。

ハンバーグを作るため、少し調味料を入れて焼いてみる事にした。材料にジャガイモのでんぷんが含まれているため、肉を焼くと外側に薄い衣のようなものが出来て、肉汁がちゃんと閉じ込められていた。

斉善食品の代替牛肉製品はダイズから作られ、見た目の色から繊維感があり、本物との違いは見てすぐ分かる。豆のにおいが強く、ガソリンか工業オイルのようなにおいを感じる。

加熱中に両方ともお肉のにおいがしなかったが、食べてみるとOmniporkの歯ごたえが良くて、もっと調味料を入れると、後味に残る焦げた豆のようなにおいは薄くなり、まだまだ美味しいとは言えないが、人工肉というものを知らない家族に食べさせても気づかないくらい普通に食べていました。

上は斉善食品、下はomnipork

斉善食品の代替牛肉は加熱すればするほど工業オイルのようなにおいが強く、食べた後も長い時間、苦い豆の味が口に残り、もう一口を食べることに断念してしまった。

植物で作られるフェイクミートというと、歴史の長い中国の素食を思い起こすため、一体何がイノベーションなのか疑問を持ってしまう人は少なくない。私も実際に買って食べてみると、その辺りのことがようやく分かるようになった。
簡単に豆や野菜などを組み合わせたものではなく、技術的な障壁があり、素食から植物代替肉まで、さらに、味だけでも本当のお肉の代わりになるまでは、まだ長い道を歩く必要があり、将来への期待を抱える価値もあるだろう。

文:Murra

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