スターバックスチャイナの植物肉メニューを実際に食べてみた

スターバックスチャイナは「GOOD GOOD星善食主義」というキャンペーンを開始し、消費者が「私たち自身のために、地球のために、変えてみよう」という環境に優しいライフスタイルを積極的に探究するよう呼びかけている。

2020年4月21日、スターバックスチャイナは、世界的な植物食の企業であるアメリカの「Beyond Meat」、香港の「Omni Pork」、スウェーデンの「OATLY」と共に「GOODGOOD 星善食主義」を発表した。「私たち自身の健康のために、地球のために、変えてみよう」という環境に優しいライフスタイルを積極的にすることを提唱している。

スターバックスチャイナの公式アカウントが公開した星善食主義シリーズ

このアクションを通じて、スターバックスは中国本土の消費者向けの新しい植物ベースの食品および飲料製品、ならびにリサイクル可能な材料などで作られた容器や周辺商品を販売することになり、これはスターバックスが「自然にもっと還元し、無駄をなくす」という持続可能な発展のための企業の目標に向けて新たな一歩を踏み出したことも意味している。

スターバックスの持ち帰り用パッケージ

スターバックスチャイナの公式アカウントは星善食主義シリーズに関する内容を公開した、4月22日に中国国内のほとんどの店舗で星善食主義シリーズの商品を実際に購入することができ、「饿了么」APPアプリでの予約も可能で、中国の歌手「李宇春」をキャンペーンモデルに起用し、消費者に新商品を体験するようアピールしている。スターバックスが中国で「植物肉」食品を発売したのはこれが初めてであり、今回は「Beyond Meat」が中国市場に初めての進出となった。

「饿了么」アプリのスターバックスのテイクアウトインターフェイス
店頭宣伝

今回、スターバックスは合計5つの「植物肉」製品と3つの「オートミール」製品を発売しました。

スターバックスと「Beyond Meat」が共同で発売した3種類の「植物牛肉」料理:グリーンソースパスタ【価格:69元(約1042円)】、クラシック風ラザニア【価格:69元(約1042円)】、アメリカ風のチャツネ大巻【価格:59元(約891円)】。

スターバックスと「Omni Pork」が共同で発売した2種類の「植物豚肉」料理:ベトナム風サラダ【価格:59元(約891円)】とキノコのシリアルボウル【価格:59元(約891円)】。

スターバックスと「OATLY」が共同で発売した3種類の「植物性オートミールミルク」をベースにした飲み物、オートミールラテ【価格:29元(約438円)】、オートミール抹茶ラテ【価格:32元(約483円)】、期間限定の新商品ベリーオートミール紅茶マキアート【価格:38元(約574円)】。

食べ物や飲み物に加えて、星善食主義シリーズの容器デザインも非常に特別で価値があるものになっている。容器はすべて再生可能な植物繊維を使用し、ハンドストラップはリサイクルされた牛乳ボックスで作られており、開くとランチョンマットとしても使用できます。これらの二次利用デザインは、環境への影響を効果的に減らし、リソースの無駄を減らすことができます。

容器のデザイン
ハンドストラップのデザイン
開くとランチョンマットになる

4月27日、記者は深センのスターバックス華強北茂業店へ向かった。店頭に星善食主義シリーズの看板を発見し、食品は棚に陳列されて、店员も新製品をPRしており、記者はWeChat公式アカウントで公開されていた新製品を食べてみることにした。

スターバックス華強北業茂店の実景

今回の試食では、年齢層の異なる合計6人で食べてその感想をシェアした。

アメリカ風のチャツネ大巻:植物牛肉、ゆで卵、ニンジン、トマト、キュウリ、レタスが含まれている。

魏さん (30代):植物肉をスモーク風味に味付けられており、本当の牛肉より柔らかくて噛みやすく、他の野菜と合わせた塩辛い味がちょうどいいのですが、ソースが辛いのでスパイシーな料理が苦手な人には向きません。

宋さん(10代):全体的に味が悪い~~~スパイシーさ:中、酸味、スパイシー、ソースは普通で特徴的ではなく、植物肉の非常に柔らかい中身のきゅうりとにんじんは角切りにしてあり、食べにくい。

オートミール抹茶ラテ:薄緑色の外観で、注文時に温かい飲み物や冷たい飲み物にすることができます。

李さん(20代):オートミールの味わいで、甘さがちょうど良いですが、牛乳がとても濃厚で少し脂っこい感じなので、二度と買いません。

グリーンソースパスタ:植物肉グリーンソース、マカロニ、トマト、ベビーニンジン、ベビーカボチャ、赤ピーマン、レタス、ベビートマトなどが含まれています。

王さん(60代):通常のパスタに比べて味は軽め、ベジタリアンなのに全体的にチーズ風味が強く、グリーンソースとマカロニの組み合わせは食味が悪く、食べてみると脂っこい感じがするので嫌いです。

盛さん(50代):グリーンソースの植物肉はほとんど食べられませんが、食べるとグリーンソースに松の実やチーズも入っており、素材がとても豊富です。グリーンソースはなぜか時間が経つと汁が出やすく、べたべたしてしまい、味が悪い、二度と買いません。

クラシック風ラザニア:ラザニア、植物肉ソース、アスパラガス、植物肉、レタス、トマト、黄金カボチャなどが含まれています。

王さん(20代):においが軽く、食べると味が淡く、ソースにはタマネギ、チーズ、トマトソースなどが含まれて、ソースの甘さや酸度の味は適度で、中の肉は柔らかく、油っぽくないです。食べ終わった後満腹感が強い。

盛さん(50代):グリーンソースのパスタに比べて、この味が好きで、トマト味のソースとパスタを合わせた、口の中ではパスタが柔らかくて香りがいいですが、ただ、全体的にフレッシュな肉の香りがなく、味がよくないので、二度と買いません。もし食べるなら、本当のクラシックラザニアを選びます。

全体的に言えば、星善食シリーズの新商品の味は全体的に薄く、多くの人に合わない印象である、人工肉を除いて、その他の食材は穀物、野菜、果物などを含んで、食べ終わった後に満腹感がある。星善食シリーズの商品価格は:飲料と食品の価格が一般のサラリーマンがよく消費するファーストフードとデリバリーに比べると比較的高くなっている。

今回試食した6人は、スターバックスで提供される植物肉は口当たりがあまり良くないという印象を持っていた。まだ本物の肉の方が良いという感覚であると話していた。味と食感の部分が変わってくると、選択肢として広がるのではないかと試食しながら話していた。調理法によっても大きな差が出る事を改めて認識した。

スターバックスの新善食主義シリーズ

現在、アジアでは、米国やヨーロッパの一部地域に比べて肉類の代替製品の人気が高くなっておらず、未だ流行とはなっていないが、このスターバックスシリーズの発売の今後の展開という観点から、消費者にとって、このような新しいことに直面していることはより多くの食事オプションを取ることができる機会となるだろう。

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