本場アメリカのフェイクミート「インポッシブルバーガー実食レビュー」

近年食品分野における技術革新の凄まじさはますます勢いを増すばかりです。このフードテックにより世界でいま最も大きな注目を浴びている食品といえばやはりフェイクミートではないでしょうか。特に、植物性100%の代替肉は野菜や果物などから作られた肉としてベジタリアンやビーガンなどからも広く支持を集めています。

いま海外ではスーパーマーケットの店頭やファーストフードのハンバーガーショップで気軽にフェイクミートを手に入れられる時代になってきています。

今回はアメリカ発で、世界各国100カ国以上に展開しているハンバーガーショップ、バーガーキングにおけるフェイクミートを使ったハンバーガーについて実食レビューをもとに3つの点からご紹介します。

目次

1.バーガーキングのフェイクミートとは?
2.フェイクミート実食3つのポイント
  1) 味
  2) 価格
  3) 日本での今後

 


1.バーガーキングのフェイクミートとは

バーガーキングとは全世界で17800店舗以上を展開しているファーストフードハンバーガーチェーンです。この分野ではマクドナルドに次いだ世界で2番目の大きさとして知られています。

バーガーキングでは一部の国でフェイクミートで作る植物性100%のハンバーガーが発売されています。アメリカではインポッシブルフーズと組んだインポッシブルバーガーを発売したことで、一躍話題にもなりました。バンズに挟むフェイクミートの供給元は国によって異なり、例えばオーストラリア、ニュージーランドの店舗ではオーストラリア発のプラントベースミートを研究開発する企業V2foodと開発したものを使っています。

2.フェイクミート実食3つのポイント

今回実食したのはニュージーランドで販売されている「レーベルワッパー(Rebel Whopper)」です。もともとバーガーキングでは、メインメニューとして「ワッパー」というハンバーガーを主力に据えています。このバーガーは直火焼きで100%牛肉を使っていることが特徴付けられています。一方で、今回取り上げる「レーベルワッパー」は、本物の肉を一切使わない植物をベースにした植物性100%のフェイクミートが使われています。

1)味

このフェイクミートは、大豆たんぱく質を主成分として作られています。人工着色料、香料、保存料は一切使用していないそうです。

肝心の味についてですが、このフェイクミートには通常の肉と同じく、グリルで付けられた焼き目がありスモークみのかかったバーベキューソースがかけられているので、もしフェイクミートと知らなければ普通の肉だと思ってしまうような味でした。フェイクミート自体を単体で取り出して食べて見ても、同様に感じられます。

特徴的なのは肉をカットした際のジューシーさです。通常の大豆ハンバーグでは、肉の部分が固くなりがちなので明らかに肉とは別のものを食べている感覚が生まれます。確かに大豆ハンバーグでは、それ自体が食べものとして好まれており、肉に似せる必要がないので仕方ない部分もあります。しかし、このフェイクミートに関して言えば、ビートルートと呼ばれる赤い色素を含む野菜を使うことで肉汁の色味やジューシーさを表現しようとするなど、かなり本物の肉に近い感覚が得られました。

ただし、あくまでもこれらの感想はファーストフードの他のハンバーガーと比較してみた場合です。この肉自体の味を好ましいと感じるかは別の問題です。味付けが濃いので元の味についてはわかりにくくなっていましたが、肉の本来の味を楽しめるレベルかというと、そこまではまだ到達していないように感じられました。

2)価格

値段は日本円で約655円です。

日本の物価で考えるとハンバーガーとしては一見高いように見えますが、現地の物価の影響が関係しています。その証拠に、この価格は通常の肉を使っているバージョンの「ワッパー」と全く同じ値段です。

また実は、この商品はビーガン向けではありません。なぜならこのフェイクミートは、通常の肉と同じグリルを共有して調理されているからです。厳密には他の肉と僅かながらでも接触してしまう危険を孕んでいるため、この商品はビーガン向きの商品とは言えず、実際にHPでも注意喚起がなされています。それにも関わらず、この商品はいまではすっかり同ショップ内で定番化を果たしています。一部の調査によると、バーガーキングのフェイクミートバーガーを頼む人の大多数はベジタリアンやビーガンなどの菜食主義ではなく、いつもは肉食の生活を送っている人というデータもあります。

つまり何においても肉食を避けたいという人がお金を出して購入しているという位置づけの商品ではなく、あくまでもこの価格ならフェイクミートを買っても良い、試してみたいといった人が購入している商品であると分析できます。

3)日本での今後

アメリカや欧米諸国、オセアニアではビーガンの人口の増加が顕著で、食品市場における勢力図が変わってきています。日本にも今後大きな市場が生まれるとの予測があります。しかしならが、日本国内のバーガーキングでは現在のところフェイクミートのハンバーガーは発売させていません。また、今後発売されるという情報も今のところありません。(2020年5月現在)

フェイクミートはまだまだ日本で手に入れられるところは限られており、一般的には日本の消費者にとって、未知の存在です。今後のフェイクミートの動きから目が離せません。

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