F1チャンピオンのルイス・ハミルトンが経営するヴィーガンバーガー店「Neat Burger（ニート・バーガー）」は先月、イギリス初のヴィーガンフィッシュバーガーを発売した。

　Neat Burgerは2019年9月に、オックスフォードサーカス近くのロンドン中心部に最初のお店をオープン。現在、SohoとCamdenにも店舗がある。また最近では、Deliverooのベストビーガンオファーの賞を獲得している。
　　　　　　　　　　　　　　　

　同店は現在、植物性のハンバーガーやシェイクなどのオプションがある商品の提供を拡大している。今回のヴィーガンフィッシュバーガーで、別名「フィレ・ノー・フィッシュバーガー（Filet-no-Fish burger）」もその一つだ。なお、今回のバーガーが「味と環境の両面で通常のフィッシュバーガーに匹敵する」ものだと約束している。  
　　　　　　　　　　　　　　　　

ヴィーガンフィッシュバーガー

　魚の代替品として人気なジャックフルーツを使用した「フィレ・ノー・フィッシュ」は、カリッとしたパン粉でコーティングされ、タルタルソースとレタスを添えた柔らかいバンズに乗せられて提供される。もちろん、乳成分不使用のチーズを選ぶことも可能だ。

　このパティは、イギリスを代表する、ジャックフルーツ由来の代替肉を開発する企業「Jack&Bry」が手掛けたもので、Neat Burger限定で販売されている。

　Neat Burgerによると、「魚の乱獲が気候変動よりも海への脅威となっているとの報告もあり、ジャックフルーツは非常に持続可能な、魚の代替品」であるそうだ。

　　　　　　　　　　　　　　　　

フィレオ・ノー・フィッシュ

　Neat Burgerの共同創業者であるZack Bishti氏は次のように述べている。

「1962年にフィレオフィッシュが発売されて以来、今日のフィッシュバーガーのシーンを形成するまで多くのことが変わってきました。人類の月面着陸、カラーテレビ、インターネットやスマートフォンの誕生など、多くの変化がありましたが、フィッシュバーガーはずっと変わりませんでした。
　Neat Burgerは、消費者に美味しい魚の代替品を提供し、変化すべき時が来たのだと考えました。」

参考
Neat Burger Launches UK’s First Vegan Fish Burger

Neat Burger has launched a vegan Filet-no-Fish to rival McDonalds